「仕事やめたい」を本心だと受け止める勇気。そもそも本当にやめたいのか?
最近「仕事辞めたいな」と思うことが増えました。
「子どもできて、仕事やめて、子育てしながらゆるく働きたいな」と。
でもそうすると心の中でもう一人の自分が言い出します。
「でもそれって単なる怠け者なんじゃない?」
「今の給料もらってるんだからもう少しがんばりなよ」
「どうせ結婚するから2年くらいしか今の仕事続けられないよ」
それで「まあ適当に頑張ろう」に落ち着きます。
けどまた数日経ったら、夜寝るときに「明日仕事行くのやだな」って思います。
今の仕事をやめたくなる理由の一つに「成果が出せていない」ということがあります。うちは自分で学んで自分で実力をつけていかないといけない環境で、成果が出ないのは明らかに自分の責任です。
でも「きちんと研修されてないんだから当たり前だ」と思ってしまうときもあります。けどこの意見に対して「そんなの甘えだ、お前がばかだからだ」とか「じゃあ大きな会社できちんとした制度があったら必ず成果を出せるわけだな?」とか言ってくる自分もいます。
同僚が会社の愚痴を言ってると、すごくむかつきます。そんなの直接上に言えないくせに言うなよ、と。別の会社に行けよ、と。ひどい人がいるとたまに本当にイライラします。
でもこないだふと気づきました「自分だって本当は会社の悪口を言いたいのに、でもそれを言えないからこんなにムカついてるんじゃないの?」そうなのかもしれない。
よく思うのは「普通の会社にいきたい」ということです。人間的にしっかりしている上司がいて、有給が申請したらきちんと取得できて、残業が多かったら上司が業務体制に疑問を持ってくれるような。給与の体制がコロコロ変わらないような。夜の会食を深夜2時までしなくていいような。おおっぴらに女の子がいる店につれていかないような(ここはまあいいですが)。
でも、本当にこういう会社はあるのか。あったとして自分はそこに入社できるのか。会社を変えても結局合わないとか言い出すんじゃないか。
自分の仕事を会社が決めてくれて、福利厚生がしっかりしてて有給も取れる会社にいきたい。残業は月20くらいなら余裕だから。でもそんな会社あるの??有給取得できるとか書いてあっても嘘なんじゃ?
そんなかんじで転職サイトを閉じる。それで「このくらいで転職を迷うくらいだから本当はそんなに会社やめたくないんじゃないのかな」って思って「がんばらなきゃ」に立ち返る。
うーん。むずかしい。子育てに専念してる友達が羨ましい。けどそれはただの怠け者で、子どもをだしにしちゃうことになるのかな。
パートならすぐに決めちゃってある程度一生懸命やるのに。大学のときもずっとアルバイトしてたし。
でも、単純に自分にこの仕事が向いてないのかもしれない。けど、どこに行っても一緒なのかもしれない。
あー、一回仕事辞めたほうがいっそ楽なのかな。けどこれも貴重な経験だという気もする。わからない。
そんなかんじでまた数字が出せなくて落ち込む。
難しいのは、数字が出ないからといってそこまで責められないところ。いっそのことすごい詰めてくれれば辞めやすい心境になりそうなのに。自分で自分を責める状態だからちょっとやりづらい。