アイドルとはどこにいても助けてくれるスーパーヒーロー
今週のお題「私のアイドル」
アイドルとは…というなかなか難易度の高い今回のお題ですが。かれこれ10年以上アイドルをそれなりに追いかけている私としては、一応書かずにはいられません…。
そしてふと今思ったこと。
アイドルっていわゆる「アイドル」だけじゃない
初めて男性芸能人のポスターを買ったのは小学校4年生の頃。お祭りの屋台でタッキーのポスターを買って、学習机の上に母親に貼ってもらいました。
中学校に入ったくらいから、真剣にジャニーズにのめり込みました。まず錦戸亮がすきになって、NEWSがすきになって、関ジャニ∞がすきになって、一時期は両グループの商品を購入しなきゃいけなくなってお金がなくなって…(無責任ヒーロー発売日とNEWSのコンサートDVDかなにかが同じ発売日で高校生の私はヒーヒー言ってました)
しかし思えば、初めて親に買ってもらったコンサートDVDは「ハロプロ夏祭り」(タイトル合ってるのかな)です。
ここから私の「アイドルを追いかける人生」はスタートしたのかもしれません。
きらきらして希望や元気をくれる生命体、それは全部アイドルなんだと思います。
ハロプロに憧れて歌やダンスを練習してた小学生時代
当時はモーニング娘。の人気が凄まじく、藤本美貴とか松浦亜弥もソロで動いてる時で、母親が買ってくれたビデオを見ながら一緒に踊りまくってました。
二分の一成人式とかいう謎のイベント(最近はよく叩かれてますね)でも、歌って踊れる女優さんになりたいと豪語してたのを覚えてます。
我が家は車でも家でもわりと音楽が流れてる家で、常にいろんな歌を歌ってました。曲を流してその世界観の中に入ると、現実を抜け出してなんかきらきらしたとこに行けるんですよ。今もそんな感じです。
当時はそれがハロプロで、その後高学年になったら幅が広がって、ORANGE RANGEとか大塚愛とか、宇多田ヒカルとか聞いてました。
でもその頃はまだそこにアイドルとしての意味合いは見出してなかったですね。
「つらい」という感情に出会ってから、自分の中に「アイドル」ができはじめた気がします。
私にとって最初のアイドルは桜井さんなのかも
中学に入ってから楽しいことも辛いことも、とにかくいろんなことがあって、小学校の頃よりも格段に音楽に頼ることが増えました。
それで最初に熱中したのがMr.Childrenです。当時はウォークマンで音楽を聴いてましたが、辛いことがあった時、塾の帰りや部活の帰りにMr.Childrenを聞いて、ふっと心身が楽になりました。
この人が笑ってたら私も笑える、この人が元気付けてくれたら元気になれる、そんなふうな状況になったのはこのころが初めてかもしれません。これこそ「アイドル」なんだと思ってます。
ジャニーズと出会って本格的にアイドルの虜に
そして同じくらいの頃からハマりだしたのがジャニーズです。
お小遣いで雑誌を買っては読み漁り、好きなページを切り抜き、CDはお金がないのであまり買えず、YouTubeを見まくり……
高校に入ってからはコンサートにも行きはじめ「亮ちゃんが笑ってたら私も幸せ( ; ; )行きててくれてありがとう( ; ; )」の領域になりました。
大学に入ってからもそれは続き、さらに私のアイドルは増え続けました。「お金を払ってるだけで幸せ( ; ; )有り難い( ; ; )」の領域でした。今も若干その癖がありますが。
身内以外の人間が生きる糧になってたらもうそれってアイドル
世の中で「ジャニヲタは〜」とか「LDHヲタは〜」とか「アニヲタは〜」とか「V系のファンは〜」とかお互い批判しあうことも多いですが、全部アイドルだと思うんですよね。
去年XJAPANの映画WeAreXを3回も見たんですけど、hideがしんだときとか、まさにヲタクのそれなんですよ。
もし関ジャニ∞の誰かが突然亡くなったら…そう思って私もワンワン泣いちゃいました。
あなたのために必死になれる、それがアイドルなんですよ。
それが課金だったり(いろいろ引っくるめて課金と言ってます)するわけですが。
同じ課金でも、ゲームとかカメラとかはちょっと違うと思います。「私こんなに必死なの。届いて!」っていう気持ちがないから。
アイドルに対しては対価が欲しいという人は少なくても、「自分の存在を知って欲しい」と思ってるのはファン共通だと思ってます。
たとえば、ふつうに好きな椎名林檎さんにはそんなふうに思わないけど、私のアイドルである桜井さんにはちょっと思っちゃいますね。たぶん°C-uteに今行ったらそんなかんじですね(終わってからハマった人です)。
アイドルとは支え合っていたい
話が二転三転しますが、自分の存在を知ってほしい、というか「自分が少しでも支えたい」という気持ちがそこにはあるんだと思います。
なぜなら普段しぬほど支えられてるから。だからお返ししたい。それを知ってほしい。そんな風に思うのがアイドル、かな?と。
だってアイドルは、いつでも助けてくれるから。悲しくてもしにたくても、声を聞いたらなんか落ち着いたり、ちょっと楽になれたりするから。
それだけ助けられてるから、会いに行きたい。会ってお礼を言いたい。
ありがとう、ありがとう。だいすき。そんなかんじ。
これこそアイドルだと。
だから基本的には、アイドルは常に笑顔を与える存在であってほしい。与えてください。お返しするので。アイドルは間違っても、お客さんから与えられようとしちゃダメだと思う。
まずアイドルが、ちゃんとそれを与えられるようにならなきゃ、大きくはなれないと思う。
だから頑張ってるアイドルがすきです。芯があって、常に精一杯のパフォーマンスをしてくれるアイドルがすきです。
アイドルが好きで一番嬉しかった瞬間
だからファンサをもらって嬉しいのは、単純に手を振ってもらえた!とかじゃなくて「気持ち伝えられた!」からなのかもしれない。
以前キスマイのお正月イベントで藤ヶ谷さんの肩を触ることに成功しましたが、別に大した感動はなかった。ただラッキーだから必死に触っといただけ(笑)
それよりも、7年くらい追っててようやく掴んだ最前席で、横(関ジャニの横山くん)に一生懸命叫んで、うんうんって頷いてもらえた瞬間が本当に幸せだった。
妹が「だいすき」って団扇をブンブン振って見せて、横がたくさん頷いて、ありがとうって口パクしてくれて。
ああよかったな、って。
キスマイは普通に好きだったけど、拠り所にしてたようなところは一切なくって。やっぱりそこの違いは大きいのかもしれないです。
生きた桜井さんを初めて見た時も、腰が抜けてしゃがんでしまって、呼吸も乱れて超苦しかったです(笑)そんなに頼りにされてる桜井さんはたまったもんじゃないなと思いますが(笑)
とはいえ最近の私は、落ち込むことも減って、落ち込んだ時にはアイドル以外の逃げ道も覚えました。
だからあんまり、前ほど真剣じゃないんだと思う。関ジャニがどんどん変わっていくのもあるけど。
グループやバンドが大きくなると離れちゃう人がいるのも、自分が支えてる感がなくなっちゃうからだと少なからず思います。
それでも離れられない立派なアイドルは、やっぱり芯が通ってて、ただひたすらにかっこいいアイドルです。
アイドル好きな人は生命力がある
人事っぽいことやってても思いますが、単なる趣味とアイドルヲタって全然パワーが違います。
これは支えて支えられて、っていう関係性があるからこそだと思う。一生懸命になれるんですよね。とにかく。
うん。
うまくまとまらないけど、私にとってのアイドルがなかったら、今の私は全然違ってたなと思います。